ものづくり探究教材トライアル実施報告(小林聖心女子学院中学校・高等学校)
2022.12.14

THK株式会社 、株式会社リバネスは、 “課題解決型のものづくり”をキーワードに、学校教員が授業等で活用できる体験型教材「THKものづくり探究教材」を独自に開発し、9月より全国の中学校・高等学校を対象に本教材の無償トライアルが開始いたしました。無償トライアル校での実施の様子と、参加教員・生徒の声を発信していきます。
学校名:小林聖心女子学院中学校・高等学校
実施学年:高校2年生
授業概要
物理(単元とは関係なく実施)
以下のねらいで実施
・本校中学校の技術家庭科では大半の時間で家庭科を扱っており、理系の生徒に技術分野の体験をさせたかった。
・正解が1つでないものにグループで試行錯誤しながら取り組む経験をする。
・今後の物理の授業で電磁気分野を扱う際にもいい経験になると思った。
1コマ目
簡単な説明とMakecodeの拡張機能のインストール
グループごとにハンドブックをもとに作業(本体の組み立て~プログラムの構想あたりまで)
2コマ目
続きの作業(プログラムの作成)
*プログラムの転送ができず混乱(→授業後に検証した結果、ダウンロードしたファイルを手動でコピーすると転送できることがわかった。)
3コマ目
前の時間のトラブルのため、急遽実施。
続きの作業(プログラム、本体の修正)
実験の様子

参加者の声
・まず、教材本体の立派さ、micro:bitのつくりに驚いていた。
・プログラム通りに動くことの喜び、頭で考えているように動かないこと(反応が早かったり、遅かったり)などの悩みが見られた。
担当教員より
良かった点
・詳しく説明しなくても生徒自身で取り組みやすい教材だと思いました。また、難易度が絶妙で必死に取り組みたくなる教材だと思いました。
改善点
・教材研究のために、もう少し長期間貸していただけるとありがたいです。