ものづくり探究教材トライアル実施報告（済美平成中等学校）

ＴＨＫ株式会社 、株式会社リバネスは、 “課題解決型のものづくり”をキーワードに、学校教員が授業等で活用できる体験型教材「ＴＨＫものづくり探究教材」を独自に開発し、9月より全国の中学校・高等学校を対象に本教材の無償トライアルが開始いたしました。無償トライアルに参加した学校のからの実施の様子と参加者の声を発信していきます。

学校名
・済美平成中等学校

実施学年
・学年混合

【授業概要】

自然科学部パソコン部門で、プログラミング活動をあまりやってこなかったため、お借りしたキットを使い、課題解決とものづくりの大切さを考えさせた。

初めは頂いたスライドを使い、主旨や、活動の目的を話し、プログラミングの部分はトライアンドエラーを繰り返し行い完成を目指せという話をした。


実験の様子

参加者の声

・最初は難しくて無理だという表情をしていましたが、一つ動き出すと教員の指示を待たず、時間のある限り繰り返し、自分たちが納得がいくまで作業をしていた。

【担当教員より】

・装置とそれを動かす制御プログラムについて具体的に学習することができ、とても良い教材です。廃棄物処理工場でも同様の装置が大規模に稼働していることを実感として学習できます

・部員数が少なく、お互いのプログラムを見ながらずっと意見を出し合っていました。これがあるべき姿だなっと感じた。中学１年生には難しかったようで、先輩の作品ができてから作業をしていた。

良かった点
・ある程度のベースを作って教材として提供していただいたので、ほぼ何も指示することなく作品として完成した。

・教員は、社会科、理科とプログラミングを得意としていない教員が指導にあたったが、生徒の満足する顔を見ることができたから。