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ものづくり探究教材トライアル実施報告(つくば秀英高等学校)

THK株式会社 、株式会社リバネスは、 “課題解決型のものづくり”をキーワードに、学校教員が授業等で活用できる体験型教材「THKものづくり探究教材」を独自に開発し、9月より全国の中学校・高等学校を対象に本教材の無償トライアルが開始いたしました。無償トライアルに参加した学校のからの実施の様子と参加者の声を発信していきます。


学校名
・つくば秀英高等学校

実施学年
・高校2年生

【授業の実施概要】

生徒同士の交流
意外な一面の発掘
理数系を希望する生徒の進路意識の向上
プログラミングの入門として
実際今回の活動をきっかけにマイクロビットを個人で購入した生徒がいました

正直お話しますと、まずは生徒には自由にいじってもらい、何か質問があれば対応するという形で実施しました。もう少し生徒から質問があるかと思ったのですが、特に指示を与えるまでもなく、ゴミを分別できるプログラムは勝手に作っていました。貸出期間が短く、残念ながら指示通りのことしかできなかったのですが、可能であればより細かく分別できるようにしたり(紙コップを加えるなど)、サイズを変更して実際にゴミとしてでるペットボトル等も分別できるようにできたらと思いました。

実験の様子

参加者の声

・ともかく楽しくやっていました。
・ただ残念なところとしては、男子生徒は呼ばれなくてもどんどん集まってくれたのですが、女子の反応が…。理数系の女子の多くが医療系を希望しているのも原因なのでしょうか…。

【担当教員より】
実のは今回の教材はゴミを分別する装置でしたので、文化祭で活動させたらおもしろいと思い、申し込みをしました。残念ながら時期がずれてしまい、文化祭にお披露目するという目論見はついえたのですが。できれば実用性を高める(装置の幅を500ミリのペットボトルにあわせる)等の工夫があれば、より生徒は食いついてくれたのではないかと思います。

良かった点

・本校の生徒にとってはマイコン制御にチャレンジすることもおそらく初めての体験だと思われます。また、機材を渡した瞬間の、生徒の笑顔がうれしそうでありつつでもちょっと困惑的ななんとも言えない感じで、こんな顔させられるのは教育現場のだいご味なのかなあと感じました。