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ものづくり探究教材トライアル実施報告(大阪学芸中等教育学校)

THK株式会社 、株式会社リバネスは、 “課題解決型のものづくり”をキーワードに、学校教員が授業等で活用できる体験型教材「THKものづくり探究教材」を独自に開発し、9月より全国の中学校・高等学校を対象に本教材の無償トライアルが開始いたしました。無償トライアルに参加した学校のからの実施の様子と参加者の声を発信していきます。

学校名
・大阪学芸中等教育学校

実施学年
・学年混合

【授業の実施概要】

希望者を募り授業以外で活動をさせました。
目先だけの学習では生徒自身「なぜ今、学びが必要なのか」が理解しづらい中、変化の激しい現代社会を生きていく生徒たちにとって様々な探究学習の必要性があると思い、この経験を通じて、貴重な学生の間に主体的に社会課題を解決しようとする考え方を身に付けて欲しいと思い実施しました。

①今回のねらい
②課題の発見(散らかったゴミ箱の写真を参考に)
③分別機を構成する技術(センサ・コンピュータ・アクチュエータ・プログラム言語など)
④組立
⑤プログラミング
⑥試行
⑦それぞれの完成品の動画撮影
⑧まとめ

実験の様子

参加者の声
これまでに希望者で本校で所持しているレゴマインドストームEV3でライントレースのプログラミング講習を実施しました。その経験を活かしてどの生徒もプログラミングを試行錯誤しながら3種類の分別が出来ておりました。時間の関係上で、サーボモータを3つ使用しての分別機は未完成の生徒もおりましたが、授業が終わってからも、あれこれと楽しくプログラミングの話をしておりました。

【担当教員より
本校では定期的に様々な分野の探究活動を校内外問わず行っています。その中でもプログラミングを伴う活動は少なく、担当する教師もいなかったのですが、実体験こそこの探究活動には必要と思っており、そこで私自身、専門外ではありますが教材を通して学ばせて頂きました。スライドデータも教材も扱いやすくて助かりました。

良かった点
身近な問題に触れて取り組めること、扱いやすい教材であることです。
大変、有意義な教材をお貸しいただきありがとうございました。本番では参加人数が減ってしまい、生徒が一人一台を使用させて頂きました。その分、大変だったようですが周りと協力して活動する様子がうかがえました。また何かありましたら今後ともよろしくお願い致します。

学校からの実施リリース:https://www.osakagakugei.ac.jp/secondary/news/9869